黒人差別暴論仮説

http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20061104/1162569934を読んで考えたことメモ。
基本的に世界に於いて戦争っていうのはなくならないわけで。大小構わなければ。
例えばホッブズが定義してる自然状態=万人の万人に対する闘争っていう話を引き合いに出してみると分かるけども、基本的に人類は自分の権利を守る為に(アパルトヘイトの件に関しては一方的であるが)闘い合ってしまう。
だからホッブズは国家という形でそれを制そうとしたわけで、納得がいく。
が、このやり方を世界単位に応用できないのは明白で、世界単位でこれを実行するということは統一帝国を作るのと同じわけで。
だからまあ社会主義に未来なんてないわけだけれども…

  • 延命処置としての断絶

其処で思いついたのが国家断絶。
小さい話で言えば日本と台湾の断絶みたいに、とりあえず区切って相互不干渉にしてしまえば、とりあえずの所その双方の間での問題はなくなる。(解決はしなくとも)
けれど過去の例を見れば分かるように断絶しても利権だとかで国交が続けられるのは目に見えてるわけで、先ずこの点で長くは持たない。
加えて想像できるのは、最初の通り利権というものが存在すれば誰かがそれを手に入れようとするわけで、すぐにまた国内で同じようなことになるに違いない。
そうすると更に延命処置としてその双方を分断することになる。
これを続けていくと最終的には家族単位とか、個人単位で断絶された世界になる。
これはこれで一つの解決策(何の解決になっているかは分からないが)になり得るわけで、一種の延命措置(当然その後や途中で反動が来るわけだが)にはなるのではないか。

暴論だ…