文章の価値

単一の人間に向けて書かれた文章と、多くの人へ向けてかかれた文章。
前者の方がその一人に対して与える影響と、後者がその読者の一人に対して与える影響に、相違はあるだろうか。
多分まず性質として全く違うものであるから、同じ秤ではかれるとは思わない。
が、それでも比べてみるとすれば、前者の総合量と、後者の(多くの人に当てたメッセージの質的な量の)総合量とは同一でない。
となると後者の文章のみを書くことが最も効率的であるように思える。
が、しばしば見られるように効率が全てでないことを考えると、使い分けねばならないことになる。
改めて解きほぐすと、自分のやっていることが実は複雑だということに気付く点でもある